新居浜・西条経済研究会(1月例会)に参加してきました。

今回の講師は、日本銀行松山支店長 金沢 敏郎 様。

演題は『最近の金融経済情勢について』。

 

毎年1月の例会は、日本銀行松山支店長のお話を直接聴くことができる貴重な機会。

今年もこの時期がやって参りましたが、何と言いますか…1年って早いですねぇ…(-_-;)

 

世界全体の経済の現状としては、『ゆるやかな成長が続く』といった見通しのようで…まぁ、可もなく不可もなくといった所でしょうか。

そして気になるのが、お隣の大国、中国経済の状況。近年の成長は世界経済を牽引してきましたが、『ゆるやかな減速』へ。

バブルの発生を防止する為の金融引き締め政策、不動産購入規制が影響しているようです。

ちなみにこの政策や規制は、日本で実際に発生したバブルを徹底的に研究した上で実施されているそうです。

 

我が国の経済の状況は『ゆるやかな拡大傾向』。9年振りに「拡大」という見通しが出たようですが、そんなに景気が良くなるような感覚はないですねぇ。

有効求人倍率も高い水準を保っているようですが、この数字には実際に「業績の改善等により求人を増やした」というものがおよそ半分で、あとの半分は「職を求める人数自体が減少した」ということ。

実際に労働力人口をみると、15歳~64歳までの男性が15年前に比べると累計410万人の減少。15歳~64歳までの女性が35万人の増加であり、この年代では大きなマイナスとなっています。

これを補っているのが65歳以上の高齢者で累計325万人の増加です。しかし、これでも全体では50万人のマイナスという数字でも現状が表されています。

 

愛媛県においても同じことが起こっており、雇用人員判断では、「不足」方向に5ポイント変化。先行きも「不足」方向に更に3ポイント変化する予想で、人手不足感は更に強まる見通しです。

お客様のお話を伺っても「人材」の確保が本当に難しい状況となっているという実感はあります。

2018年はどうなるのでしょうか。皆様にとって良い1年になります事を心から願います。