GWも終わり、気付けばもうすぐ6月。

日中は暑いと感じる日も多くなってきましたが、陽が落ちると一気に涼しくなります。

寒暖差が激しいので、体調を崩しやすい季節かもしれませんね。

 

4月、5月とバタバタしていたのがようやく落ち着いてきたので、週末は久しぶりに趣味の読書を。

本を読んでいると知らない言葉がちょこちょこ出てきます。

前後の文脈で大体こんな意味かなと分かるものは放っておいてしまうのですが、これはと思うものは途中で調べます。

実際調べてみると思っていた意味と全然違うことが多々あります。

特に普段使っている言葉が間違っていると分かった時はかなり衝撃を受けます。

 

例えば、

A「あのお店、一度行ってみたいんだけど敷居が高そうだよね」

B「君がどうしてもと言うなら、やぶさかではないがね」

C「彼はいつもうがった見方をするからね」

D「朝からずっと会議をしているんだけど、煮詰まってきちゃって」

 

皆さんもよく耳にする言葉ではないでしょうか。

「その使い方は変だよ!」と分かっていらっしゃる方もいるかもしれませんが、恥ずかしながら私は全滅でした。

 

Aの「敷居が高い」は誤用です。

本来の意味は「相手に不義理をしたり、面目のないことがあったりするためにその人の家に行きにくくなる、その人に会いにくくなる状態」で、高級なお店だから入りにくいという意味では使わないんですね。

 

Bの「やぶさかではない」は誤用ではありませんが、「君がどうしてもと言うなら、仕方なくやってやってもいいが」というような印象を受ける方も多いのではないでしょうか。本来の「やぶさかではない」は「喜んでやりますよ!努力を惜しまずやりますよ!」という感じなのです。

 

Cに登場する彼、ちょっと嫌われている感じしませんか。それは「うがった」という言葉の意味をひねくれているとか、偏っているとか否定的な意味で捉えているからです。本来の「うがった見方」とは「物事の本質を捉えた見方」であり、むしろ彼は褒められているのです。

 

Dは「行き詰まってしまって」の意味で使うと誤用になります。「煮詰まる」というのは、意見が出尽くして結論に近づいて来ている状態のことを指します。

 

皆さんは本来の意味をご存じでしたか?

他にも確信犯、失笑、なしくずしなど、間違った意味で広まってしまった日本語がたくさんあるようです。

本来の意味を知って正しく使いたいと思う反面、正しく使ったとしても相手に正しく伝わらなければ意味がないとも思います。

言葉って難しいですね。

 

◎今月の一冊

 

あの家に暮らす四人の女 / 三浦しをん 著

 

くすっと笑えるリアル過ぎない日常 + まさかのファンタジー??

個人的に日常生活ほのぼの系やリアル過ぎる社会派小説はあまり好みではないので、

読み始めは「ああ、これは前者かも」と思いながら読み進めていたのですが、

個性ある登場人物たちのくすっと笑えるやりとりや心理描写は結構癖になりそうでした。

そして、中盤で語りが◯◯◯にバトンタッチ。

「ん?どうした?急にどうした?」となります。終盤に「なんだそれ!」ともなります。

そうなってみたい方、よかったら読んでみてくださいね(笑)

展開についていけないという方もいらっしゃるかもしれませんが…(^ ^;)