週末、日頃の運動不足の解消にと母の日課のお散歩についていってみました。
お散歩とは言っても上部地区。
なかなかのアップダウンで、運動不足の私にはハードなコース。
情けないことに序盤から息が上がってしまいました(^ ^;)
川沿いの坂を登って、山田あじさいロードへ。
今は時期ではないので残念でしたが、桜やあじさいが楽しめる遊歩道があります。
母のいつものお散歩コースからはずれて、舗装されていない細い坂を登ってみると石段の上に神社が…!
(深谷神社というそうです。)
見たことの無い景色、新しい発見、初めて歩く道は探検のようでわくわくします。
その後1時間ほど歩いて広瀬公園へ。
桜のつぼみの様子を見ようと立ち寄っただけだったのですが、何となく旧広瀬邸へ入ってみることに!
(広瀬公園の隣にあるお屋敷です)
小さい頃から近所にあって普通に目にしていた建物。
しかも有料ということもあって、これまで中に入ろうと思ったことはありませんでしたが…
私が大学へ行っている間に「国指定重要文化財」になっていたんですねーΣ(゜o゜)
観覧料を支払い、中へ入ってみると、
すごく広-------------い!
こんなに大きなお屋敷だったとは・・・外から見ただけでは分かりませんでした。
全体的に和風の住宅なのですが、掘りごたつの横に暖炉があったり、
洋風の調度品があったり、少しモダンな感じがします。
庭園や母屋2階からの眺めも綺麗です。
ご近所の重要文化財は、赤煉瓦の塀に囲まれたとても素敵なお屋敷でした。
旧広瀬邸は、母屋が明治10年に建築、明治20年に今の場所に移築され、
新座敷と庭園は明治22年に建築・造園されました。
別子銅山の近代化を進め、日本近代産業の育成に貢献した広瀬宰平という方の建てた住宅です。
新居浜出身の方であればよくご存じの方も多いと思います。
広瀬宰平さんが何をした方だったのか何となくは知っているつもりでしたが、
もう少し詳しく知りたいと思い、帰宅してから調べてみました。
屋敷の中に入ってみなければ、調べてみようと思うこともなかったかもしれません。
自分の生まれ育った町の歴史を知る良い機会になりました。