新居浜・西条経済研究会(1月例会)に参加してきました。
今回の講師は、日本銀行松山支店長 真鍋 正臣 様。
演題は『最近の金融経済情勢について』。
毎年1月の例会は、日本銀行松山支店長のお話を直接聴くことができる貴重な機会。
今年の展望は如何なものでしょうか(・.・;)ドキドキ
昨年はイギリスのEU離脱やアメリカのトランプ氏の大統領選勝利等、金融・経済情勢に大きな影響を与えそうなニュースが世間を騒がせました。
一般的には、どちらのニュースも保護主義的な動きで、世界経済からすると不安要素、あるいはマイナス要素と捉えられているようです。
果たして、日本への影響は・・・
我が国のエースともいえる自動車製造。各社共、関連銘柄を含め株の値動き一つとってみても、既に影響が出始めたのでしょうか(・_・;)
さて、いよいよ我が故郷、愛媛県は?
まず、2016年・・・
短観・業況判断(全産業)は、全国平均とほぼ一致。
短観・業況判断(製造業)は、全国平均を大きく上回る20ポイント(゜-゜)
短観・業況判断(非製造業)は全国平均を下回るという結果に・・・
そして2017年(予測)は・・・
全てにおいて、2016年と比べて、大幅な下落・・・(-_-;)
やはり、先行きの不透明感が、経営者に慎重な見方をさせているようです。
こんな片田舎にも影響を及ぼすとは・・・『トランプ・ショック』恐るべし(@_@;)
次に我々の仕事に密接に関わりのある新規求人について。
【東予】 2015年9月:有効求人倍率 1.35倍 ⇒ 2016年9月 1.56倍
【中予】 2015年9月:有効求人倍率 1.17倍 ⇒ 2016年9月 1.32倍
【南予】 2015年9月:有効求人倍率 1.07倍 ⇒ 2016年9月 1.18倍
各地域とも、人材を求めている状況に拍車がかかっているようです。
そして、各地域の特徴(割合が最も大きな分野)はというと、
【東予】 卸売・小売業・・・大型ショッピングモールの完成等の影響でしょうか(・_・;)
【中予】 建設業と宿泊業・飲食サービス業・・・国体に向けた動きや大型イベントの影響(?_?)
【南予】 宿泊業・飲食サービス業・・・地域を挙げてのイベント等の影響(・・?
以上のようになっています。
大きな動きがありそうな2017年。
愛媛も国体で盛り上がる(はず)の2017年。
今年1年が皆様にとって良い年でありますように!!