雇用保険の基本手当日額が変更になります

厚生労働省が、平成28年8月1日から雇用保険の「基本手当日額」を変更しました。

雇用保険では、離職者の「賃金日額」に基づいて「基本手当日額」を算定しています。賃金日額については上限額と下限額を設定しており、「毎月勤労統計」の平均定期給与額の増減により、毎年8月1日にその額を変更します。今回は、平成27年度の平均定期給与額が前年比で約0.43%低下したことから、上限額・下限額ともに引き下げになります。

(1)基本手当日額の下限額
1,840円 → 1,832円 (-8円)

(2)基本手当日額の上限額
○60歳以上65歳未満
6,714円 → 6,687円 (-27円)
○45歳以上60歳未満
7,810円 → 7,775円 (-35円)
○30歳以上45歳未満
7,105円 → 7,075円 (-30円)
○30歳未満
6,395円 → 6,370円 (-25円)

 

あわせて、高年齢雇用継続給付・育児休業給付・介護休業給付の支給限度額も変更されております。

(1)高年齢雇用継続給付(平成28年8月以後の支給対象期間から変更)

支給限度額 341,015 円 ⇒ 339,560 
最低限度額   1,840 円 ⇒   1,832 

※支給対象月に支払いを受けた賃金の額が支払限度額(339,560円)以上であるときには、高年齢雇用継続給付は支給されません。

《60歳到達時の賃金月額》

上限額 447,600 円 ⇒ 445,800 
下限額  69,000 円 ⇒  68,700 

※60歳到達時の賃金が上限額以上(下限額未満)の方については、賃金日額ではなく、上限額(下限額)を用いて支給額を算定します。

(2)育児休業給付(初日が平成28年8月1日以後である支給対象期間から変更)

支給限度額

上限額(支給率67%) 285,621 円 ⇒ 284,415 

上限額(支給率50%) 213,150 円 ⇒ 212,250 

 (3)介護休業給付(初日が平成28年8月1日以後である支給対象期間から変更)

支給限度額

※平成28 年8月1日以後に介護休業を開始した場合(支給率も40%から67%へ変更

上限額(支給率67%) 312,555 円 

※平成28 年8月1日前に介護休業を開始した場合で、初日が平成28 年8月1日以後の支給対象期間

上限額(支給率40%) 170,520 円 ⇒ 169,800 

 

http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouanteikyoku/0000130892.pdf

(厚生労働省HP「雇用保険の基本手当(失業給付)を受給される皆さまへ」)

http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouanteikyoku/0000130893.pdf

(厚生労働省HP「高年齢雇用継続給付・育児休業給付・介護休業給付の受給者の皆さまへ」)