新居浜・西条経済研究会(7月例会)に参加してきました。
今回の講師は、新居浜市美術館 館長 山野 英嗣 様。
演題は『「あかがねミュージアム」を地方創生の核に』。
ちょうど1年前に完成した「あかがねミュージアム」。
最近、姪っ子のピアノの発表会で、初めて訪れました。
中には、多目的ホール、音楽スタジオ、カフェ、アート工房、常設の美術館・・・さらには本物の太鼓台まで\(◎o◎)/
そして美術館の企画展では黒田清輝や小磯良平の絵まで拝む事ができました(゜-゜)
その時の印象は「この施設は、ホール・劇場なのか美術館なのか・・・一体何?」というもの。
この「あかがねミュージアム」・・・単なる新居浜市の新しい美術館ではなく、条例上の正式名称「新居浜市総合文化施設・美術館」というそうです。
確かに総合文化施設です・・・が、何故『総合文化施設』としなければならなかったのか?
近年の文化施設は美術館、文化ホール等各々専門の施設が整備されてきました。
しかし、本来の芸術は、古来より演劇等にみられるように、舞台、音楽、衣装、背景(セット)等の総合芸術であり、「あかがねミュージアム」の考え方は、まさに芸術の本質を捉えたものではないでしょうか。
そして、教育活動のスタートを担う保育士の領域も「音楽・図工・体育」であり、芸術の領域と一致しているそうです。
つまり、この「総合文化施設・美術館」が、新居浜の地にあるという環境こそが、将来を担うクリエイターを生む土壌になる!!
この施設に、こんなに深い意味があるとは思ってもみませんでした(@_@;)
せっかく整備されたこの環境を生かすかどうかは、これからの我々にかかっているということでしょうか・・・(・.・;)
これを機会に、積極的に利用してみたいと思います♪